第101回全国高校サッカー選手権大会が、2022年12月28日(水)に開幕します。
決勝戦は、2023年1月9日(月)に国立競技場で行われます。
高校生にとっては国立競技場で満員の観客の前でプレーできるというのは非常に夢があるからどのチームも必死に1試合1試合を全力でプレーします。
勝ったチームは負けたチーム分の思いを背負ってプレーする姿に、毎年目頭が熱くなってきます。
選手たちは、このピッチに立つために1年間体を鍛え上げて、チーム作りをしてきたました。
3年生にとっては集大成となる最後の大会で、どの高校も本気で優勝目指して県を代表して出場してきます。
どこが優勝するか予想はかなり難しいのですが、優勝候補チームと注目選手を中心に優勝予想を考えてみました。
今回は、全国高校サッカー選手権大会の優勝予想は?優勝候補と注目選手を徹底調査!について解説していきます。
高校サッカーを初めて見る方にもわかりやすく解説していますので、最後まで読んでいってください。
全国高校サッカー選手権大会の優勝予想は?
全国高校サッカー選手権大会は、地方予選を突破してきた強豪校が激突する大会です。
野球で例えると甲子園だと思ってください。
インターハイで優勝した高校でも連覇をするのは難しいと言われています。
満員の観客の前で、テレビ放送まであるですよ!
緊張の前で実力を発揮することの難しさを痛感する高校生が多数いますが、当然ですよね。
優勝予想の鍵になるのは、今年のインターハイの結果と地方予選大会の実力もそうですが、過去の実績が大きいんですよね。
あまり言いたくありませんが、「伝統校はピンチに強い」これは本当だと思っています。
これから、全国高校サッカーを勝ち抜く優勝校予想をしていきます。
全国高校サッカー選手権大会の優勝予想は?
正直な話をすると、全国高校サッカー選手権大会はチーム力が成熟してきたチーム同士の試合なのでベスト8以上のチームの力の差はほぼないと思っています。
短い大会期間の中で「成長力」があるチームが優勝すると思っています。
私が、第101回の高校サッカーの優勝校予想は「上村学園」です。
全国高校サッカー選手権大会の優勝予想理由は?
私が「上村学園」を優勝すると予想した理由について解説します。
個の能力が高すぎるプロレベルの選手がいるのは、確実に優位だと思っています。
超高校級の高校同世代No.1ストライカーの福田師王選手の技術の高さは、高校生では止めきれないと思いました。
身体の強さや体感の安定感は、プロと対峙しても通用するレベルです。
絶対的エースがいるにもかかわらず、チーム力も非常に高いのが高評価の理由です。
彼が試合を決めるシュートを決めるが、その前に精度の高いクロスを上げる選手がいたり、良いポゼッションでボールを奪い取るデェフェンスがいたり付け入るスキがないんです。
福田師王選手が得点王争いに食い込み、マークされても実力を発揮して優勝に導くと思い上村学園を優勝と予想させていただきました。
全国高校サッカー選手権大会の優勝候補と注目選手を徹底調査!
これまで全国高校サッカー選手権大会を観てきて、優勝してきたチームが絶対的にもっていたものは「チーム力」「最後まで走り切る体力」でした。
硬いディフェンスをぶち抜くこの力である「突破力」「技術力」もとても大事であることは前提としてあります。
最後は、底力と気持ちが試合を決めると思っています。
これから、1ファンとして優勝候補(楽しみな高校)と注目の選手を予想していきたいと思います。
全国高校サッカー選手権大会の優勝候補は?
高校サッカーの常連校や伝統校ももちろん考えました。
伝統校が優勝候補の筆頭に挙げている予想は、多く上がっているのではないかと思います。
私が考える優勝候補は、6校紹介したいと思います。
履正社高校(大阪府)
チーム力と個の能力の高さがずば抜けて高いですね。
特に攻撃力が高く、個で突破する力がとにかく高いのが特徴です。
指導者の評判も非常に高く、ライバル校からも要チェックっされています。
日体大柏高校(千葉県)
初めての出場になるのですが、激戦区の千葉を勝ち上がるのは容易ではありません。
日本の高校サッカーを今まで見てきましたが、ここまでポジションサッカーを完璧にしてきたチームは見たことがありません。
高校サッカーでここまでヨーロッパ式のサッカーを忠実に実行する高校生は、他にありません。
しっかり一人一人のポジションを決めて、プレーするのが特徴です。
ここまで完成度を上げてくると思わなかったので、千葉県初優勝といっても決して侮ってはいけない実力派のチームです。
各ポジションにもタレントが揃っていますので、簡単に崩すことはできないと思います。
日大藤沢高校(神奈川県)
非常にチーム力(団結力)があるのが特徴です。
チームとしてまとまりがあるので、思わぬチャンスが生まれて得点につなげてくるチームなんですよ。
選手層が厚く、控えの選手が出てきても戦力が衰えることがありません。
チーム力で徐々に試合の主導権を握ると、途中で爆発的な力を発揮する印象も強いです。
いきなり勢いがついて、盛り上がるチーム力が優勝を期待させる魅力なのかもしれません。
東山高校(京都府)
チーム力もなかなか高く、個人としての能力が高い選手がいる印象があります。
サイドからドリブルで切り込み、中で合わせる突破力を持っている選手がいるのはかなり怖いです。
デェフェンスも全員で固め、簡単には崩すことができないでしょう。
ボールを奪い取ってからの攻守の切り替えも早く、全員でゴールに押し寄せてくる運動量の多さは大きな武器です。
勢いづいてしまったら手が付けられなくなること間違いありません。
火がついて優勝まで駆け上がる姿が全国の舞台でも見れるかもしれません。
上村学園(鹿児島県)
絶対的エースがいるっていうのは、本当に大事なんですよね。
選手一人ひとりのこの能力が高いので、伝統校である青森山田をおさえて勝ち上がるのではないかと予想しています。
4年連続の青森山田高校に勝つのは、簡単ではないと思っています。
とはいえ、上村学園には日本代表の選手もいますし、高校卒業したらプロの道へ行くことが決まっている選手もいるので、なかなか侮れないチームかと思います。
立正大淞南高校(島根県)
確実に勝つサッカーを展開してくるのが特徴です。
確実に勝つサッカースタイルが、全国大会でどれだけ通用するかが見ものです。
全国のピッチでその実力をどれだけ披露することができるか次第で優勝候補になると考えました。
全国高校サッカー選手権大会の注目選手は?
あくまでもプロ内定で実力があり、高校選抜等に選ばれている注目選手をピックアップしました。
私は、選手権で活躍する新たな注目選手も現れるのを毎年期待しています!
それでは、各ブロック(A・B・C・D)ごとに注目選手を紹介していきたいと思います。
Aブロック
青森山田高校は、代表(候補)・高校選抜を含む3人「多久島良紀」「山本虎」「小沼蒼珠」です。
尚志高校は、代表(候補)・高校選抜を含む3人「鮎澤太陽」「鈴木大翔」「矢崎レイス」です。
徳島市立高校は、代表(候補)・高校選抜を含む2人「藤澤芭琉」「河合侑馬」です。
国見高校は、代表(候補)・高校選抜を含む1人「北村一真」です。
日大藤沢高校は、プロ内定含む3人「◎森重陽介」「アッパ勇希」「布施克真」です。
米子北高校は、代表(候補)・高校選抜を含む1人「田秀人」です。
上村学園高校は、プロ内定含む5人「◎大迫塁」「◎福田師王」「鈴木悠仁」「吉永夢希」「名和田我空」です。
Bブロック
東邦高校は、代表(候補)・高校選抜1人「森一琉」です。
履正社高校は、プロ内定2人「◎名願斗哉」「◎西坂斗和」です。
鹿島学園高校は、代表(候補)・高校選抜1人「櫻井稜」です。
岡山学芸館高校は、代表(候補)・高校選抜1人「木村匡吾」です。
Cブロック
高川学園高校は、代表(候補)・高校選抜1人「山本吟侍」です。
東山高校は、プロ内定・代表(候補)・高校選抜を含む4人「◎阪田澪哉」「新谷陸斗」「仲里勇真」「真田蓮司」です。
丸岡高校は、代表(候補)・高校選抜1人「小関晴人」です。
飯塚高校は、代表(候補)・高校選抜1人「藤井葉大」です。
Dブロック
正平高校は、プロ内定・代表(候補)・高校選抜を含む8人「◎荒井悠汰」「◎津久井祐」「上林真斗」「上原悠都」「篠田翼」「石川穂高」「佐藤海空斗」「鈴木宏幸」です。
前橋高校は、代表(候補)・高校選抜8人「徳永涼」「小池直矢」「高足善」「雨野颯真」「山田佳」「根津元輝」「石井陽」「山内恭輔」です。
立正大淞南高校は、代表(候補)・高校選抜1人「香西銀二郎」です。
大津高校は、「代表(候補)・高校選抜4人「西星哉」「碇明日麻」「田原瑠衣」「小林俊瑛」です。
まとめ
今回は、全国高校サッカー選手権大会の優勝予想は?優勝候補と注目選手を徹底調査!について解説しましたがいかがでしたか?
予選で実力を発揮したチーム、初めて聞くチームもあったのではないでしょうか?
全国高校サッカー選手権大会の優勝予想は、はっきりいって難しいです。
選手がこの大きな舞台でどんどん成長していく姿が見られるので、チーム力がどの大会よりも上がるのではないかと思っています。
優勝候補と注目選手は、ライバルにスカウターされ鋭いマークにあうと思います。
実力を発揮してどのチームにも頑張ってもらいたいと思っています。
みんなで全チーム、全選手に注目して高校サッカーを盛り上げましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。